ZED

友達とCIRQUE DU SOLEILの東京公演『ZED』のトライアウト公演を観てきた!!
日本のみのレジデントシアターでの公演。
うーん観る前からワクワクだ★

舞浜駅到着。
空のグラデーションがキレイ。また少しずつ日が短くなってきた。


シルクドゥソレイユシアター東京
シンプルな外観だったから中の舞台セットの凄さにビックリ!

『ZED』のポスター。
なんだかエキゾチック。。

照明に当たった自分らの影。
影までもシルクに染まってる。

今までシルクの作品は『QUIDAM』『DRALION』『LANOUBA』を観たけど
どれも素晴らしくて壮大で神秘的で毎回感動してた。
そして、今回の『ZED』もまたやられた!!

まず、中に入った時のステージセット。凄く広い!!
大きな布が全体を覆っていて本が一冊真ん中に置かれてる。
クラウンが2人、客席を沸かせてた。
そしてそのクラウン達が本の中に吸い込まれ物語は始まる。
ステージを覆っていた布も一気に吸い込まれ
ステージ全体が大きな天体観測儀に変貌!!
この物語が始まる瞬間が私は一番感動したな。
本当に涙が出そうになった。

このショーのコンセプトを公式サイトから抜粋すると(笑)

人生は冒険。
そこに、 詩 ( うた ) が生まれる。
彼の名は、Zed(ゼッド)。
彼が旅する世界は、天と地。
そこであらゆる生命と、大いなる女神と、愚かな者たちと、スフィンクスと・・・命の躍動に出会います。
さまざまな経験を重ね、彼自身が成長すると同時に彼が生きた天と地という2つの世界がひとつに結ばれます。
彼の経験と彼が生きた世界のすべてが、心で感じずにはいられないもの。
この叙情あふれる冒険の旅を通じて誰もが人間の、人生の経験の本質に迫っていくことができるでしょう。

叙情的で美しく壮大で、孤独な主人公ZEDがせつなくも感じた。
彼は“私”であり“あなた”でもある。
その“私”が旅することによって観ている私も旅をしているように思えてくる。
私の人生もこんな風にファンタジックで驚きと感動、
そして躍動感に溢れるものになればいいのに。

演目は、それぞれダイナミックなものから繊細なものまであり
シルクでは初めて観た気がしたサーカスらしい演目、
綱渡りと空中ブランコまであった。
トライアウト公演という事もあって失敗が所々あったけど
特に綱渡りでバック転した後落ちたり、空中ブランコで落ちたり
ハラハラする場面もあってそれはそれでテンションが上がった。
そしてシルクでは定番のエアリエルシリーズはやっぱり美しい。
布やロープを使って空中で舞う姿はため息が出そうになるほど。
きっと本人達も気持ち良いんだろーな。
そーいえば、日本人も1人出演していてバトントワリングの凄い方みたい。
写真で見たら素顔はまだ若いみたいだけどいくつなんだろう?
彼のバトンはくるくるよく回って高く投げたバトンはすとんと彼の手に落ちてくる。
他の公演にも何人か日本人が出てるみたいだけど
日本人でこんな世界の舞台に立てるなんて本当に凄いな。。