幼馴染のお父さんが亡くなった。
小学生の時までは毎年夏と冬には旅行に一緒に出かけ
それ以降はうちら子供も忙しくなってしまったから
旅行こそ行かなくなったものの忘年会や新年会などで一年に一回は集まってた。
それなのに、そんな身近な人が?
唐突すぎる。予想もしていなかった死だった。
涙は溢れて流れるのになんとなく実感が湧かない。
ホントに実感が湧かないもんだ。
というか、人の死で自分がこんなに泣くなんて思ってもみなかった。
思えば、私は今まで身近な人を亡くしたことが無かったんだ。
そして、これからはこんな機会が増えるんだとも思った。
だって私が歳をとればとるほど周りも歳をとる。
そして人はいつか必ず死ぬ。
私の周りの大好きな人達が死んだらまたこんな気持ちになるんだね。
本当はなんだかよく分からないのに涙が止まらない。
初めて知った。